日々の呟きから子育てコラムまで。イラストレーターとファミリ―ライフエデュケータ-のコンビ「さえる」のブログです。家族支援学についても書いてます。
1989年の誓い
2014年01月17日 (金) | 編集 |
カナダ家族支援職資格取得日記③

 どんなに大変でも、私は結局、学ぶことをやめなかった。

 それには、大きな理由があった。

 話は1989年に遡る。

 その年、東京で「女子高生コンクリート詰め殺人事件」が起きた。
 報道で知ったこの事件に、私は、激しく衝撃を受けた。当事者と何の関係があるわけではないのだけれど、その事件は悲惨すぎた。その時胸を衝いた痛みを、私は今も抱えながら生きている。

 そして、
 以来、「こんな悲劇が繰り返されないために、私に何ができるのだろう」と考え続けてきた。


 幸福な人は、きっと人を不幸にしない。
 すべての人が幸福になれば、犯罪はなくなる。

 どうすれば、人は幸福になるのか。
 幸福な人は、きっと温かい家庭(またはそれに代わるもの)に育まれる。
 
 それなら、温かい家庭(またはそれに代わるもの)づくりのお手伝いをすればいい。

 当時、数年の思索の結果、そのような結論に至った私は、早速、どうすれば家族を支援することができるのかを学び、実践しようとしたが、まだ、子育て支援という言葉さえなかった時代のこと、そんなカテゴリーは日本に存在しなかった。
 仕方なく、図書館をお友達に、心理学、教育学、児童学、福祉等の独学をし、手探りのボランティア支援を続けて早10年。

 やっと2000年の声を聞く頃に「家族支援職資格認定課程」なんて、私にピッタリのプログラムに巡り合えたのである。

 それが、外国のもので、英語で学ばなければいけないからって、
 パソコンを覚えなくちゃいけないからって、
 勉強の中身がハードすぎるからって、

 諦めるわけにはいかないではないか!
 
 ああ、でも、つらすぎる…。
 私ごときがこんなことをわざわざしなくても…。

 
 そんなふうに悶々と悩む私に、ダーリンが言い放った。
「マミちゃん、一生に一度くらいは、努力してみたらどうだい?」

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