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日々の呟きから子育てコラムまで。イラストレーターとファミリ―ライフエデュケータ-のコンビ「さえる」のブログです。家族支援学についても書いてます。
無性に腹が立ってきた
2018年12月01日 (土) | 編集 |
電車で座っていたら

隣に知的障害と思われる若い男の子が座った

そのまた隣はお父さんと思われる中年男性

息子の隣に座っている私に
迷惑がかからないように

ピリピリと神経をとがらせているのが伝わってくる

小声で自由奔放な息子の立ち居振る舞いをコントロールしている

私は障害のある人のことは
よく知っているから
何が起こっても大丈夫なんですよ!

と伝えたい

そんなに気を使わないで
心配しないで

なんなら、なにかあった方が楽しいと思っているくらいなのに

でも
電車で隣合わせた人に突然話しかける
ことを私もできない

切ない気持ちでいっぱいになりながら

とくに何も感じていない表情で携帯をいじってる

そのうち無性に腹が立ってきた

なんで
障害のある子を世話する人とか
小さな子を抱える人とか

明らかに
そうでない人より普段から苦労している
人が

その上
周りの人たちに
なぜ
こんなにも気配りしなければいけないのか

降り際に見た親子の後ろ姿はよく似ていた
お父さんは髪が薄くなっていた

きっとこれから
あの髪が全て白くなっても
彼は息子の外出介助を続けなければならないだろう

沖縄で
小さい子を連れて旅したとき

離島に渡る船の案内人は
「ハイハイ、小さい人が先ねー」
と言って
私達親子を一番先に船に乗せた

今日の電車で出会ったことは
東京だから
起きたことなのだろうか?
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