日々の呟きから子育てコラムまで。イラストレーターとファミリ―ライフエデュケータ-のコンビ「さえる」のブログです。家族支援学についても書いてます。
きっと、一生まとわりつかれたいからだ。
2015年08月12日 (水) | 編集 |
 もしも、小学校教師の仕事が奪われてしまったら、私の精神状態はかなりやばいことになるんではないか、と思われる。

 可愛かった末っ子が、脛毛を生やした高校生になった今、我が家に、私にまとわりついてくる声変わり前の小さな子どもはいない。
 かつては、この家の中には、合計三人もの子どもがいて、私たちは、それはそれは幸せな日々を送っていたのに。
 
 残酷な「時」は、すぐにそれを私から奪ってしまった。

 だから今、私にまとわりついてくる小さな子どもは、職場にしかいない。
 私を慕って、私を頼って、そして私に愛されている小さな命。
 毎日毎日、そこに行けばみんなに会える。

 それを手に入れてしまったこの状況を奪われることを想像すると、文字通り、身を切られるような思いがする。

 子どもという存在に依存してしまっているのだろうか。

 いや、ただただ、私は子どもが好きなんだ。
「子ども好き」という周囲の女の子に対して、「偽善ぶってんじゃねー。子どもって言ったっていいやつとヤなやつがいるのに、十把一絡げで子どもって可愛い~とか言うんじゃねー」と悪態をついていた二十代の私に聞かせてやりたい。

 子どもはすべからく可愛いです。
 どの子も愛しいもんです。

 なぜこんなに好きなんだろうと不思議に思って、
 自分では理由がわからなくて、
 他のなにかを好きな人に、なぜそれが好きなのと尋ねてみる。

 だけど、納得できる返事が返ってくることはない。
 みんな頑張って、それらしい理由を探してくるけど、私にはそれが納得できる理由に感じられないのだ。
 それは理由ではなくて、後付けの言い訳のように感じられる。

 結局、みんな、なんだかわからないエネルギーに衝き動かされて、それぞれの好きなものに夢中になっている。
 そうとしか考えられない気がする。

 私のこの、子どもが好き、というかいつまでも子どもにまとわりつかれていたい、という熱情も、
 たぶん、理由なんてないんだろう。

 神様ホントに、この仕事に就かせてくれてありがとうございます。
 うまくできていないかもしれないけど、一所懸命やりますから、どうか奪わないでください。
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