日々の呟きから子育てコラムまで。イラストレーターとファミリ―ライフエデュケータ-のコンビ「さえる」のブログです。家族支援学についても書いてます。
うんざりだ2(見つからないように隠れましょう)
2014年11月29日 (土) | 編集 |
ウエスタナイズされた街並みのほかに、
私にはもう一つ、うんざりしていることがあって。

それは、

情報。
それも、すこぶる有益なやつ。

世の中に情報が溢れているというのは、もう言い古され使いまわされた嘆きだけれど、

わたしがうんざりしているのは、

中でも、
私にとって大切でためになりそうな、知らないではいられないと強く魅かれてしまうような
そういう、素晴らしい情報たち。

情報に翻弄されてしまうとき、

ずっとずっと昔に、児童書の大家・ケストナーが示唆したように、

もう、言葉ってものがあること自体が不幸の始まりなんじゃないかってすら
思うことさえある。

つまり、どういうことかというと、

魅力的な言葉で彩られたそれらが
私のアンテナに飛び込んでくると、
「知りたい」
「見たい」
「行きたい」
「逃せない」
と思ってしまって、

それで結構な時間を費やしてしまう。

それはかならず、
知って損はないことで、むしろとても有益で、

知らなかったことを知り、
賢くなれて、
視野も広がるのだけれど、

代わりに

生まれたままの、
荒い魂の塊は、
どんどんソフィスティケートされてしまう。

そして、

荒い魂の塊が、
何も知らずに転がり続けたら、
行き着くはずだったところから、
どんどん遠ざかってしまう。

そんな気がするのだ。

もう、
この20年間くらい、

つい外の世界を旅して、
魅力的な情報の渦に吸い込まれそうになっては、

慌てて閉じこもり、
家の中に逃げ込むのだけれど、

また、咲き誇る情報の花畑がちらちら見えると、気になって、
つい、のこのこと外に出て見に行く。

ずーっとその繰り返し。

そして、
その繰り返しに疲れて、

今は檻の中で
檻に囲まれていることに安心して人生を愉しもうとしているのだけれど、

このIT社会化のおかげで、
美しい情報は、檻の中にいる私にも届いてしまう。


あーあ。


もう
この20年間くらい、

いつも同じ歌のフレーズが
私の頭に鳴り響いているよ。




♪情報が溢れてる世の中で
 溺れないように気をつけよう

 見つからないように隠れましょう
           (THE真心ブラザース「頭の中」)








コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック