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日々の呟きから子育てコラムまで。イラストレーターとファミリ―ライフエデュケータ-のコンビ「さえる」のブログです。家族支援学についても書いてます。
びっくり! Aをもらったよ!
2014年11月03日 (月) | 編集 |
カナダ家族支援職資格取得日記⑩

 最初の科目「コミュニティエコノミックディベロップメント」でC以上の成績が取れたら、家族支援職資格課程への入学を許可してあげる、とコーディネーターに言われていたので、私は死に物狂いで頑張りましたよ。

 大学は出ているとはいえ、英語も英会話も、ほぼほぼ錆びついている状態で、パソコンの使い方をほとんど知らない状態から始めたんだから、もう恥も外聞もなく、文字通り必死ですよ。

 下手くそな英語を恥じる暇もなく、レポートも宿題も質問もディスカッションも、すべて締切通りに、クラスの誰よりも多く出しましたよ。
 
 ディスカッションでは、クラスメートの英語が訳せず泣きそうになって、それがのちに、そのクラスメートの英語がめちゃくちゃだからと分かり(どうも移民の人らしい)、なんだ、みんなそんなもんかとちょっと安心したり、逆に、すでに家族支援で活躍していて日本人にも名前の知られている人がクラスにいることを知り驚いたり。
 いろんなことがありました。

 まあ、とにかく、そうこうして怒涛の三か月間をのりきって、最初の科目が修了。

 そしたら、なんと、Aがもらえたんですよ!

 これにはホントに驚いた。
 トム先生、ありがとう!

 さっそく、コーディネーターに資格課程の入学申し込みメールを送った私。
 しかし、向こうからうんともすんとも返事が来ない。

「やっぱりだめだったのかな」
 根拠もなくしゅんとする私。
 でも、約束は約束のはず、とおそるおそる家族支援職資格課程のプログラムアシスタントという人にメールを送ってみる。

 そしたらすぐに返事が来て、
「今コーディネーターの教授は集中講義で忙しくしているけれど、それが終わったら、私がつかまえて、なんとか返事をしてもらうから」
 と、頼もしいお返事が!

 それから、三年、彼女とはメル友状態でPCを通じていろいろな話をするようになり、後にカナダに卒業証書をもらいに行ったときに、直接会うことができたのでした。
 
 しばらくすると、念願のコーディネーターからのお返事が。

 恐る恐るメールを開けてみると
「よく頑張りました。もちろん入学OKですよ。これからは何でも相談しなさい」

 と、最初になんとか断ろうとしていたコーディネーターから、うってかわった温かい言葉が並んでいる。

 私はこの時
「そうか、ここでは頑張った人が素直に認められるんだなあ」
 としみじみ思ったのでした。



 

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