日々の呟きから子育てコラムまで。イラストレーターとファミリ―ライフエデュケータ-のコンビ「さえる」のブログです。家族支援学についても書いてます。
⑫包括的に・全体的に
2014年09月06日 (土) | 編集 |
(ここは、ファミリーライフエデュケーターのマミが、今から親支援・子育て支援・家族支援を始めたいなあっていう人にお贈りするHOW TOでーす)

 家族支援にはいろいろありますが、北米のファミリーエデュケーションは、グループトークの形をとるのが一般的。
 日本的に言うと、「少人数講座」的なイメージかな。

 で、そういうことをやるときに、メインじゃない時間を大切にしなさい! と向こうの先生に強く言われました。

 メインじゃない時間というのは、講座の始まる前や、終わった直後、あるいは講座の中間の休憩時。
 そういう時間を、ないがしろにするなんてとんでもない、というのです。 
 なぜなら、そういう時間のほうが、参加者がリラックスしており、本音の発言が出やすく、悩みも打ち明けやすいから、メインの講座の時間よりももっと、支援のチャンスが広がっている、というのです。

 私は忠実この教えを守って、講座をするときには必ず、会場準備や片付けのお手伝いをし、講座前後、中間休憩の時間に、積極的に参加者の輪の中に入れていただいていました。

 初めて参加する方がいれば、話しかけて講座前の不安を和らげ、一人参加の方があれば、休憩時に寂しさを感じないように配慮し、終わった後の仲間づくりがしたそうな人に声をかけ…。

 すると確かに、講座のなかではうかがえないような話が聞けたり、また、講座に戻った時に、前半より話が弾んだり、講座の後に自主グループが生まれたりするという効果がありました。
 また、参加者だけでなく、主催者の方とも、いろいろな意見交換ができ、より効果的な講座を実施することもできるのです。

 前にも書きましたが、最も効果的な方法を考えるのが家族支援のやり方。

 どんな機会も逃さずに、貪欲に支援を探ります。

 たとえば、このほかにも、茶菓は講座に不可欠と言われました。参加者にリラックスしてもらうための必需品だと。
  ティーブレイク・コーヒーブレイクという言葉を持ち出すまでもなく、たしかに、茶菓があることでリラックスしたり、親近感が増したりってありますよね。
 だから絶対用意しなさい、と。…でも、日本の公民館には、飲食禁止のところが多いもんねえw。

 それから、私が講座の依頼を受けたときには、これに加えて、可能であれば畳あるいは絨毯敷きで、ペタッと平座りできるお部屋の用意もお願いしていました。
 イスとテーブルより、やっぱり畳のほうが、お互いの垣根が低くなって、リラックスして話せるんですよね。
 不思議ですねえ。

 とにかく、リラックスして、心地よく講座に参加してもらう。そして、その雰囲気の中だからこそ、参加者の皆さんが差し出してくれる一輪ずつの言葉の花を、ファミリーエデュケーターが整えて、あるいは少し必要な花(言葉)を添えて、言葉の花束にして、抱えて帰ってもらう。

 そんな感じかな。




 というわけて、
 家族支援では、プログラム(講座その他すべての))実施時間だけではなく、参加者が現れて帰るまでを、包括的に全体的に支援の場として自覚し、効果的な動きをするのが肝要なのでアリマス。

 

  
 
 
 
 
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