日々の呟きから子育てコラムまで。イラストレーターとファミリ―ライフエデュケータ-のコンビ「さえる」のブログです。家族支援学についても書いてます。
resiliency
2014年05月05日 (月) | 編集 |
(このカテゴリは、マミが、ファミリーエデュケーターの勉強中に、カナダの先生方に教わったりプレゼントされたりした言葉を集めています)

             resiliency(レジリエンシ―)

 直訳してしまうと、弾力性とか反発力とか、そういう意味になるんですけれど。
 家族支援とか福祉の業界では、レジリエンシ―といえば、人間の持つ回復力を指します。

 ライアソン大学の家族支援職資格課程では、最初に「家族問題」という科目を必修で学びます。

 ここでは、ありとあらゆる家族の周辺の問題について学ぶわけです。貧困、偏見、父親問題、虐待…。まあネガティブな話題が続く続く。何週にもわたって「問題」について学び続けるわけで、来る日も来る日もそんな話ばかりを読んで、こちらはすっかり落ち込んでしまう。

 だけどその最後に、煌めく星のようにさっそうと登場するのが、このresiliency(レジリエンシ―)。

 まずは、現実の問題としっかり向き合い、逃げずに把握する。
 だけど、どんなに深刻な現実があったとしても、人間にはもって生まれたレジリエンシ―(驚くべき回復力)がある、と最後に提示する。そして、私たち家族支援者は、このレジリエンシ―を信じて、それが最大限発揮されるように、支援を提供していけばいいのだ、とこの科目は結びます。

 ホントに救われるんだわ。
 暗澹たる気持ちが。
 最後にresiliency(レジリエンシ―)という力を知ることによって。

 他の誰でもなくその人自身の力で、人間は回復することができる。
 

 ……できるんです。



 

 

 
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