日々の呟きから子育てコラムまで。イラストレーターとファミリ―ライフエデュケータ-のコンビ「さえる」のブログです。家族支援学についても書いてます。
祈る。
2014年03月04日 (火) | 編集 |
カナダ家族支援職資格取得日記⑥

 家庭支援職資格課程のインターネット通信教育では、コース教材として、ウエブサイト(PDF含む)が指定される。その指定された複数のサイトすべてを一週間以内に読んで、配信されたテキストの質問に答え、ジャーナルと呼ばれる週一回の授業の感想レポートを書かなければならない。

 しかしチビ三人を絶賛子育て中の身では、日がな一日PCの前に座っているなんて言うわけにはいかない。当時はi pad も mac air もないから、重めのノートパソコンを持ち歩くのもつらすぎる。なにしろこちとらデフォルトで10キロからの赤ちゃんをすでに抱えているわけですから。

 というわけで、私は、この現状に対処すべく、「指定されたサイトを全部プリントアウトしてどこへでも持ち歩く」という作戦を考えた。

 週の始まりの日、慌ただしい一日が終わり、子供達が寝静まった後。
 その週の必読サイトとして指定されたページをすべてプリントアウトする。

 このとき、私はひたすら祈る。
 ホントに、PCの前で手を合わせて指をクロスして、文字通り、祈る。
 PCの印刷プレビュー画面を睨みながら、強い気持ちで祈る。

「どうか、一枚でも読まなければいけない枚数が少なく印刷されますように!」

 PCの画面のページ枚数のカウントは、時には私をあざ笑うかのように進み続け、30とか40とか、時には50という、それを英語で読む私にとっては天文学的数字を示すこともあれば、思いのほかすぐに止まり、7とか、そういう一桁の可愛い数字でおさまってくれることもある。

 そして最終的な合計枚数が少なければ、とりあえずその日は安心して眠れる。
 でももし多ければ、心臓がどきどきしてきて、眠っても不安が募り、結局明け方4時ごろから起きだして文献を読み始めてしまう。

 そんな日々。
 
 こうして、キッチンでも幼稚園でも公園でも子供の歯医者の待合室でも習い事の場でも、私は、子供の相手もそこそこに、英語の文献を眉間を皺寄せて読んでいる、感じの悪い母親となったのでした。



 

 


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