日々の呟きから子育てコラムまで。イラストレーターとファミリ―ライフエデュケータ-のコンビ「さえる」のブログです。家族支援学についても書いてます。
ファミリーライフエデュケーション講座のご案内
2015年08月08日 (土) | 編集 |
 ~人は幸せになるために生まれてきた。だから、幸せになるために学ぶのだ。~

 1989年に「女子高生コンクリート殺人事件」に衝撃を受け、「こんな悲しいことを繰り返さないために、いったい私には、なにができるのだろう」と悩み始め、家族支援(日本では、子育て支援、家庭教育支援と呼ばれる類)の世界に入り早25年。

 幸せな人間は人を不幸になんてしない。だから悲しい事件が起きないようにするには、みんな幸せになればいい。じゃあ、私はどうやってそれを応援できる?
 幸せな家庭(またはそれに代わるもの)に育てば、人は幸せになれるはず。つまり私は幸せな家族を作るお手伝いをすればいい。でも、どうやって?

 というわけで、私は、子育て支援という言葉さえない頃(1990~)から、家族支援を志していました。
 もちろん、当時は、それが「家族支援」というものだとはわからず、それが、お金を得られる「仕事」になるなんて露ほども思わず、「ボランティア」で、ライフワークとして活動しようと思っていました。

 そして、子どもを3人産み育てながら、とにかく自分がやるべきこと、家族にとって大事なことなどを突き止めたくて、あっちで独学したり、こっちで活動したり。挙句の果てに、英語が苦手なくせに、子育て支援先進国である、カナダの大学の通信教育(いわゆるeラーニング)に飛び込んだのが、活動を始めて約10年後の2001年。3人目の子が1歳半のときでした。

 2001年当時でさえ、まだ系統だった家族支援学なんて日本にはなくて(今もない?)、カナダ・アメリカの家族支援学とそれに基づいた「家族支援職資格」の存在はこの上なく魅力的で。だから駒沢短大(当時)の福川教授が教えてくださった、それが取得できるカナダ・ライアソン大学の国内向け通信教育に、矢も楯もなく飛びつき、英語もパソコンもおぼつかない状態で無理やり(文字通り無理やり!)入学させてもらい、そして3年かけて、さまざまな新しい家族支援のかたちを学び、資格を取得しました。

 幼児幼稚園児小学生を抱えた日本でのドタバタ通信教育記は、カテゴリー「カナダ家族支援職取得日記」をご覧ください。

 その後、時代の趨勢で、いわゆる子育て支援が盛り上がり、日本中のあちこちで、子育て支援/家族支援は「仕事」になりました。 私もその流れの中で、「普通のお母さん」の傍ら、「日本で最初のファミリーライフエデュケーター」として、家族支援の仕事を始め、今まで日本になかった仕事を創りながら、現在に至っています。

 具体的には、母親や父親のための、あるいは祖父母のための公民館講座をさせていただいたり、子育て支援関係の支援者や行政職員、学生、先生等にファミリーライフエデュケーションや家族支援学をご説明したり、行政・団体・企業が家族支援をするときの企画に参加させてもらったり、関係誌に原稿を書かせていただいたり、大きな講演会でお話ししたり…。そんなことをやってきました。なにしろ前例がないので、依頼してくださる方があれば、どんなことでもやりました。北海道にいたときは2時間の講座をするために、4時間車を飛ばして小さな町に行ったこともあったっけ…。

 
 最初は、「マミさんの資格は、日本には規定がないから、結局「主婦」でしょ、そうすると謝礼3000円なんだよね…。大学講師とかさ、NPO法人の理事長とかさ、あればいいんだけど」なんて言われて始まったんだったなー。(←当時家族支援学を系統だてて学んだ実績があるのは私のほうで、大学の先生をしている人たちは大学では違うことを教えつつ、子育て支援の講演会をやっているのにだよ!? いつも制度は現実の変化の後に変わるから…。おかげさまで、この件は、私を応援してくださったある大学教授がかけあってくださり、特例で人並みのギャラになりましたが)。

 さて、そんな私の「講座」の内容なんですが…。

 まず、独学時代に、それこそ3ケタの数ほど子育て支援関係の講座、講演会に参加してきた、当時の尖がっていた私は、既存の子育て支援の講座や講演会は、結局、参加者一人一人に心を尽くしていないじゃないか、と強く憤っていました。



 主催者がお茶を出すのは、講師じゃないでしょ? 赤ちゃんを連れて外出する労を覚悟してまで、この会場に来た母親達にこそ、おもてなしが必要。 

とか、
 
 エライ先生のダラダラ話やどこかで聞いたような子育て指導を、聴きに来たわけじゃない。

 とか。

 上手くやりたいのに、上手くやれない、このもどかしさをなんとかしたいという思いに応えてくれる講座はないのか。

 とか。

 集まった参加者の人達は、どんな人達で、どんな意見を持っているのか。参加者同士の交流の仕掛けがあればいいのに。 

 とか…。

 だから、私はとにかく、それらの聴く側として溜め込んだ不満を解消するような、理想的な講座を作りたいと強く感じ、ファミリーライフエデュケーションのセオリーに従い、参加者が主役としてもてなされ、来た人同士がいっぱいおしゃべりできて、情報も持ち帰れて、「来てよかった」と思えるものを、というコンセプトでやってきたのですが、そのうち「お話を聴くだけが好き」「もっと講師の話が聞きたい」という方も、母親達の中にいることがわかり、今は、それぞれ依頼された方のニーズに合った講座を心がけています。

 

 ファミリーライフエデュケーションは、人生のいろいろな場面において、臨機応変、様々な「学び」のかたちを使って、家族の幸せをもたらす試みです。 今までの日本にあまり馴染のないものなので、そういわれても想像しにくいとは思いますが、けして怪しいものではなく、とても良いものです。1989年の私のあの衝撃から30年近くたつのに、子どもの関わる悲しい事件は絶えません。最小のコストで最大の効果が期待できるファミリーライフエデュケーションの普及は急務だとつくづく思います。

 それを10年も前からわかっていたのに、「普通のお母さん」としての子育て生活も愉しみたいとも考えていた私は、ファミリーライフエデュケーションの普及に滅私で没頭して来たとはとても言えません。しかも数年前から、小さい頃の夢であった小学校教員にもなってしまいました。

 でも私は日本にはほとんどいない「有資格ファミリーライフエデュケーター(CFLE)」という存在…。
 子どもたちが手が離れる年に、つまり自分もかなりいい年になってきたので、残りの時間を使って、今から死ぬまでに、自分が教えてもらったことを、一人でも多くの人に伝えていきたいです。

 というわけで。

 ファミリーライフエデュケーションの講座を提供しています。興味のある方はどうぞお気軽にお声かけください。

ご連絡はこちらまで をクリックすると、連絡先が見れます。


 また、東京都練馬区の特定非営利活動法人手をつなごでも、定期的に家族支援ゼミをしていますので、お時間が合えばこちらもどうぞ(詳細はお問い合わせください)。
 
 


 
自分のウエブサイトをリニュアルしようとしたら、なんだかうまくいかなくて。

 思い切って、ここにお引越しして、最初のページの文章だけ、大幅リニュアルして載せました。あとのページはたくさん書いてあったけどもうやめちゃった。だって、10年以上も前に書いたものだから…。 

 ファミリーライフエデュケーション講座のご案内でした!